春の展示準備 園芸技術員
3月21日の「ソノ仕事×コノ絶景」は、はままつフラワーパークの園芸技術員さんを訪ねました。チューリップ担当の小沢美緒さんは、園内にある「水鳥の池」に、巨大な虹の形をした浮き花壇を造っていました。その長さは40メートル。冷たい池に入って、3日がかりの力仕事です。(宮)
岸から水際にはローラースライダーを設置していました。水に漬かった小沢さんが鉢を手に取るたびに、連なった鉢が滑っていきます。
浮き花壇は約1メートル四方の発泡スチロール。丸い穴が開いていて、鉢植えをはめ込んでいきます。
40枚連ねた色違いの列を5本用意します。束ねてアーチ型に固定すると、虹の出来上がりです。球根で数えると4万球に及びます。
開花の時期は、花はたくさんの水を吸います。浮き花壇は常時湿っているのに加えて、気温の上昇で花が早く散ってしまうのを抑えることもできるそうです。フラワーパークでは、浜名湖花フェスタを開催中。春の散策をどうぞお楽しみください。
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