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和ピクルス

 静岡市葵区のこうのものは、だしを使った日本の伝統的な漬物と欧米のピクルス漬け両者の特徴がある「和ピクルス」を製造販売しています。ときどきアート関連の取材でお邪魔する金座ボタニカの隣にあり、ずっと気になっていました。特集連載「地の味、人の味」にて、念願叶っての取材です。(小)blog3.jpg

 店内に入ると酢とだしの優しい味が漂ってきました。野菜や果物などの素材に、煮立てた漬物液をかけて1~3日漬け込みます。漬物液は、カクテルやドレッシングにも活用できるそうです。
 
 陳列棚には、透明のパックに入ったキノコ、レンコン、子持ち高菜などの漬物がずらり。キンカンやイチゴなどフルーツも漬け込まれています。基本的に素材は全て県内産。キンカンは清水区のこん太、イチゴは葵区の海野さんの章姫を仕入れています。

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 取材時にイチゴのピクルス(写真右上)を味見させてもらいました。イチゴの甘さずっぱさが、酢の甘酸っぱさとからみあって、重層的な味わいをかもし出していました。

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 瀧店長によると、サンショウやシソなど和のスパイスを使った商品開発にも乗り出したいとのこと。今後も静岡の漬物文化の裾野を広げるような斬新な商品展開を期待しています。

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