静岡新聞　文化生活部記者ブログ「くらしず」　紙面にプラス、こぼれ話いろいろ

　先週２４日夕刊くらしプレミアムで、新生活に向けた心機一転アイテムを紹介しました。記者が担当したのは自転車（久しく乗っていませんけども）。身近なのに知らない世界がたくさんあり、自転車の奥深さに触れた取材でした。（岡）

　取材でお世話になったのは、静岡市の「バイシクルわたなべ」さん。本格的なロードバイクから街乗り自転車まで、さまざまな色カタチがあり、見ているだけでワクワクしました。その中でも引かれたのが、紙面でご紹介したこの自転車。イギリスの「BROMPTON」というメーカーのものです。

　とてもコンパクトに収まります。店員さんがすっすっと折り畳んでいく姿は見ていて気持ち良かったです。車体の色選びに始まり、サドルやグリップを自分好みに変えられます。バッグを付けたり、小物入れを付けたり。自転車ライフが楽しくなりそうな1台です。1台ずつハンドメードで作られているため、なかなか良いお値段がしますが、一生ものならば、というところでしょうか。

　ほかにも海外メーカーの自転車は、細部まで凝ったつくりでした。グリップ部分にステッチ。また、持ち運びに便利なように車輪が外せるのが一般的だそうです。

　ところで、車輪が小さい自転車ってどこか、おしゃれに見えます。「たくさん、こがないといけないのか」と素人質問をしてみると、競技用などびゅんびゅんスピードを出すのでなければ、街乗りやちょっとしたサイクリングなら十分に爽快感は得られるとのことです。気候がますます良くなる季節、風を感じながら出掛けるのも楽しそうですね。