あすからフラメンコ曽根崎心中
男女の悲恋を情熱的に描く舞踊劇「フラメンコ曽根崎心中」が4月15日から3日間、国指定重要文化財の静岡浅間神社舞殿で行われます。作詞家の阿木燿子さんがプロデュース、夫の宇崎竜童さんが音楽監督を務め、夜の特設舞台で特別バージョンに挑みます。(宮)
近松門左衛門の代表作「曽根崎心中」は、初演の文楽から歌舞伎や映画、演劇などに装いを替え、日本人の情念の世界を表現してきました。スペイン発祥のフラメンコと融合した本作は、エキゾチックな舞台美術、着物とドレスを組み合わせた衣装、和洋の伝統楽器を取り込んだ音楽を生み、国内外で70回近い上演を重ねています。今回は一般公演に先立ち、天皇、皇后両陛下が約20分の特別版を鑑賞されることでも話題です。
3日間のチケットはほぼ完売とのこと。どのような感想が聞かれるか楽しみです。
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