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ナッシング・コンペアーズ・トゥー・ユー

 高校時代、「ビートに抱かれて」冒頭のギターリフが目ざまし時計替わりでした。10代後半から20代前半のほぼ毎日、MDウォークマンやCDコンポから流れるプリンスの楽曲が自分の鼓膜を震わせていました。(小)

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 ファーストアルバム「フォー・ユー」から「サイン・オブ・ザ・タイムス」にいたる初期から中期の中古レコードを買いあさり、「パープルレイン」のVHSビデオを見て、3枚組のベストCDや「バットマン」、「ブラックアルバム」をそろえ、レコード会社と軋轢が生じたときには新曲を公式サイトからダウンロードし、「ジ・アーティスト・フォーマリー・ノウン・アズ・プリンス」時代に、武道館でくるくる回転しながら荒木飛呂彦デザインのようなギターをかき鳴らす殿下を目のあたりにしたとき、音楽ライブの一回性の重要さを再確認。というように、1980年代から2000年代前半の音楽メディアの移り変わりをプリンスの楽曲を通じて受容していたようにも感じます。
 
 ミネアポリスのペイズリーパークは紫色の花束でいっぱいでしょうし、彼が信じる虹色の天国は、音楽であふれているでしょう。合掌。

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