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尊い実話「殿、利息でござる!」

 公開中の映画「殿、利息でござる!」は、江戸中期の実話に基づく痛快時代劇。貧困にあえぐ宿場町で、庶民たちが私財をなげうって町を救います。原作は、3月まで静岡文化芸術大教授だった磯田道史さんの評伝「無私の日本人」の一編。(宮)

くらし利息でござる.JPG

 登場するのは造り酒屋や茶師、肝煎、両替屋など。大金を藩に貸し付け、利息で宿場を再興するという大胆な計画を立てます。見返りなしで用意する金は、現代でいう約3億円。いざそろっても、藩に金を借りてもらうのに一苦労。町のために幾重もの壁を乗り越えた庶民の尊い物語は、決して誇らない子孫によって封印されてきました。

 語り継がない美徳を、多くの人に知ってほしい。つつしみの解禁を楽しむロードショーです。

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