鳥の巣いろいろ
下田市在住の絵本作家、鈴木まもるさんに4月から月1回、子育て面でコラム「みんなの巣みーつけた」を連載していただいています。鈴木さんは鳥の巣研究家でもいらっしゃいます。長年、世界各地をめぐってユニークな鳥の巣を収集、研究されています。その巣たちが現在、三島市の三島信用金庫本店「さんしんギャラリー善ZEN」で展示されています。(岡)
大きさも素材もさまざま、ユニークな形に見とれてしまいます。鳥たちは、その土地にある素材を使って作るそうです。会場には木の枝、土、動物(ヒツジ)の毛、くもの巣で作った巣まであります。巣の大きさは親鳥が卵を温めるおなかの大きさと同じ。集めてきた素材を、親鳥が円の中心からくるくる回ってろくろを回すように作るそうです。鳥は進化の過程で、飛べるように体を軽くするために子宮を体の外に出し、巣を作りひなを育てるようになったというから、不思議です。
子ども向けに、紙を使って鳥の巣を作る工作コーナーもあります。
展示されているのはすべて、もう鳥さんたちが使わなくなった古巣です。21日午後2時から、鈴木さんのギャラリートークがあります。鳥の巣の不思議で魅力いっぱいのお話が聞けます。ブログの冒頭、1枚目の写真、子どもの手が指差しているのは、何でしょう。ぜひ会場でご確認ください。展覧会は25日まで。
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