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乾物を手軽に

 6日夕刊に「乾物を手軽に」と題して、乾物料理を紹介しました。静岡市清水区の老舗乾物専門店「蒲原屋」で月3~4回開かれている「やさしい乾物料理教室」にお邪魔しました。手間がかかるイメージがあった乾物ですが、思った以上に手軽で、取材後、私もお買い上げしました。(の)

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 料理教室では5品作ります。紙面で紹介した3品と、「サラダわかめ(茎わかめ)の中華スープ」と「きなこ葛プリン」。和気あいあいとした雰囲気で、難しいことはありませんでした。乾物を前日から戻しておいたり、はさみで刻んでおいたり。戻すときのちょっとしたひと手間、ひと工夫でおいしく仕上がります。「入れるだけ」「ほっておくだけ」という言葉もしばしば飛び出すほど、気軽なものでした。

 蒲原屋は清水駅前銀座商店街にあります。蒲原屋のとなりは、かんぶつスイーツ&カフェ「コマメ」があります。こじんまりしたかわいらしいカフェで、ほっこり一息つくお客様がいました。その隣には魚屋さん。それがすごく安いのです!鮮度もよさそうで、なおかつこの値段!と驚きました。仕事でなければ買って帰りたかった。他にもパン屋や居酒屋があり、時間があればゆっくりしていきたかったです。

 料理教室は乾物をもっと手軽に取り入れてほしい、という思いで蒲原屋の新谷さんが始めたもの。乾物屋に入るのはおそらく生涯初。こんなに種類があるのかという驚きと、一つ一つ丁寧に説明してくださる新谷さん、金子さんの知識にどれもほしくなってしまい、本気で悩みました。生徒さんが帰りに商店街のお店に寄って買い物していくことが、少しずつですが商店街の活性化にもつながっていくものと思います。

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