呪術性高い打楽器音楽
打楽器奏者として、他のミュージシャンからもリスペクトされる佐藤正文さんの最近の活動を、9日夕刊の「とんがりエンタ」で紹介しました。(小)
ひとつ目はNHKスペシャル「大アマゾン 最後の秘境」のサウンドトラックの制作。佐藤さんは「自然や人の営みのエネルギーを受けて、生き物のような音楽を作り上げた」とおっしゃっていました。打楽器音楽って、プリミティブでとても呪術性が高いだけに、先週も放映された番組でその音楽を聴いていると、腹の底がどきどきしてその場を右往左往してしまう感覚に陥ります。
ふたつ目はマタハリ・オールスターズ。名古屋市の「カフェロジウラのマタハリ春光乍洩」の開店10年を機に結成された、実力派ミュージシャンの夢のバンドです。 (ちなみに「春光乍洩」は1997年にウォンカーウェイが監督した「ブエノスアイレス」の原題。発音は「チョンガンザーシ」)
バンドメンバーは、梅津和時、鬼怒無月、壺井彰久、佐藤芳明、佐藤研二、佐藤正治の豪華極まりない6人。実はフリーキーショウ(静岡市葵区)のステージは、本日14日午後8時から。マタハリの名にたがわぬ幻想的で多国籍な音楽が奏でられるはず。まだ間に合う人は急げ!
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