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地元の天文台

 ディスカバリーパーク焼津天文科学館のエレベーターに乗ると、電灯が消え、蛍光塗料で描かれた名誉館長松本零士さんのイラストが浮かび上がります。最上階の天文台に着くころには、すっかり気分が盛り上がり、ゴダイゴのテーマソングを口ずさみながら、メーテルや鉄郎と宇宙を旅している気分になります。(小)

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 同館は地元の望遠鏡制作者法月惣次郎さんが最晩年に作り上げた反射式天体望遠鏡を有する観測施設として、1997年にオープンしました。来年開館20年を迎えます。

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 開館前からの女性スタッフ平浜美紀子さんと松永歩さんは2人とも地元出身。「天文ファンを少しでも増やそう」と2人で励まし合ってきました。5月31日の火星を観測した日は、近隣在住のボランティアの人たちと一緒に、火星の魅力を丁寧に説明する姿が印象的でした。
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 望遠鏡で火星の極冠や模様を見た子どもたちは、口々に驚きの声を上げていました。取材中、自分も望遠鏡をのぞかせてもらったのですが、やっぱり自分も「おおっ」と、声を上げてしまいました。
 写真部K記者のカメラを望遠鏡に接続させて火星の望遠鏡画像も動画撮影しました。紙面と連動したAR画像で見られます。ぜひ専用アプリをダウンロードの上、スマートフォンを掲載写真にかざしてみてください。きっとあなたも「おおっ」と驚きの声を上げるはずです。

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