あさってです。
先週23日夕刊の「くらしプレミアム」で和菓子の「水無月」を紹介しました。「夏越しの大祓」の日、6月30日に味わうと、夏を無病息災に過ごせるといういわれがあります。つややかな小豆に、涼やかな姿。甘党にはたまらない逸品です。(岡)
水無月を知ったのは3年前。たまたま6月30日に京都へ行きました。土産物を買おうとデパートの地下へ行くと、どこの店も「水無月」を一斉に並べていました。おはぎに桜餅、かしわ餅と季節の和菓子はたくさんあるのですが、京都人の水無月への半端ない「特別感」を感じ取りました(勝手にですが)。
昨年は、なんとしてもまた食べたいと静岡市内の和菓子店を探し回りました。しかし、売り切れ、「うちは作ってない」とさまざま。あきめかけた矢先、デパートの地下をのぞいたら、京都の老舗店のコーナーにありました。
今年は、紙面で和菓子職人の三浦和幸さんからレシピを教わり、ご紹介させていただいたのですから、作ってみようと思います。京都時代は祇園近くの老舗で修業されたそうです。厳しい修業あっての手さばきに見とれました。
水無月は2回、計50分かけて蒸します。そして、翌日切り分けるという、手間ひまがかかります。
三浦さんのおすすめは黒糖味(上の写真)。ちなみに、昨年売り切れだった店にも予約しよう、と思っています。
30日はあさって。お近くの神社で茅の輪をくぐって、「水無月」を味わってみてください。今年の夏もどうぞ無事に過ごせますように。
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