ヒリゾ浜
首都圏のシュノーケリングファンを中心に、近年人気が沸騰している南伊豆町のヒリゾ浜を取材しました。大人を童心に返らせてしまう魅力がヒリゾ浜にはありました(小)。
中木港の船着き場から船で5分。磯に少し足を踏み入れると、小さな魚が泳ぎ回り、ウニがモゾモゾ動いているのが確認できます。岩場に映えているオレンジ色のイワユリが、南国情緒を醸し出していました。
千葉県から訪れたダイバー2人組は、「伊豆の中でも別格」と笑顔で話していました。今年は渡し船のシーズンチケットを購入したそうです。7月上旬には、著名なミュージシャンもお忍びで訪れたとか。
中木情報満載のHP「中木に行こうよ!」には、ヒリゾ浜を俯瞰で撮影した写真があります。今回の取材先でHPを作っているヒリゾ浜渡組合の高野さんに撮影場所を尋ねると、向かいの無人島大根島の山頂とのこと。我々も高野さんの案内で登りました。大根島から見る景色は、まさに絶景。海の青さにびっくりしました。
ただ、近年は人気が高く、駐車場が満車になることもあるそうです。その場合、後から来た行楽客に事情を説明して、帰ってもらうこともあるとか。また、浜と大根島の間は、潮の流れも速いため、浜からだけでなく、常時組合員が乗った船が海に駐留し、監視しています。
人気が沸騰したからこそ、より安全かつ快適に貴重な自然を楽しんでもらえるよう、地元の人たちは地道に取り組んでいました。
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