ヒリゾ浜

 首都圏のシュノーケリングファンを中心に、近年人気が沸騰している南伊豆町のヒリゾ浜を取材しました。大人を童心に返らせてしまう魅力がヒリゾ浜にはありました(小)。
hirizo1.JPG

 中木港の船着き場から船で5分。磯に少し足を踏み入れると、小さな魚が泳ぎ回り、ウニがモゾモゾ動いているのが確認できます。岩場に映えているオレンジ色のイワユリが、南国情緒を醸し出していました。
 nakagi.JPG
 千葉県から訪れたダイバー2人組は、「伊豆の中でも別格」と笑顔で話していました。今年は渡し船のシーズンチケットを購入したそうです。7月上旬には、著名なミュージシャンもお忍びで訪れたとか。hirizouni.JPG

 中木情報満載のHP「中木に行こうよ!」には、ヒリゾ浜を俯瞰で撮影した写真があります。今回の取材先でHPを作っているヒリゾ浜渡組合の高野さんに撮影場所を尋ねると、向かいの無人島大根島の山頂とのこと。我々も高野さんの案内で登りました。大根島から見る景色は、まさに絶景。海の青さにびっくりしました。
 fukan.JPG
 ただ、近年は人気が高く、駐車場が満車になることもあるそうです。その場合、後から来た行楽客に事情を説明して、帰ってもらうこともあるとか。また、浜と大根島の間は、潮の流れも速いため、浜からだけでなく、常時組合員が乗った船が海に駐留し、監視しています。
 人気が沸騰したからこそ、より安全かつ快適に貴重な自然を楽しんでもらえるよう、地元の人たちは地道に取り組んでいました。

コメントを投稿

コメントを表示する前に承認が必要です。コメントが表示されるまで、少し時間がかかる場合がございます。


画像の中に見える文字を入力してください。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.at-s.com/mt1/mt-tb.cgi/56890

ご案内

静岡新聞文化生活部の記者ブログです。
取材時のエピソードなどをアップします。
音楽、アート、鉄道、くらしなどがテーマ。
紙面にプラスのこぼれ話が満載です。


★文化生活部ツイッター ⇒こちら
「くらしず」の更新情報もお伝えします。

★アットエスニュース ⇒こちら
静岡新聞の公式ニュースサイトです。