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深海の生物に魅せられて

 15日朝刊「ソノ仕事×コノ絶景」は、沼津港深海水族館の飼育員を紹介しました。変わった姿や未知の生態など深海生物は魅かれる要素満載。ブログでは、バックヤードの様子を取り上げます。(の)

ぐそくむし.JPG

 写真はバックヤードで出番を待つグソクムシです。グソクムシはあまり動かないものと思っていましたが、ここにいたのはスイスイと元気良く泳いでいて驚きました。グソクムシは人気が高く、参加者が触れられるイベントもあるそうです。甲冑の「具足」が名前の由来にあるように、殻は硬いです。

えさ.JPG

 新聞紙面に載せたのは、タカアシガニがいる水槽をバックヤードで撮ったものです。取材日は夏の暑い日。外は35度近くあったと思いますが、バックヤード入らせてもらうとヒンヤリ。21-22度ほどで、水槽の水温(11・5度程度)を維持するため、周囲も冷やす必要があるとのことでした。そのタカアシガニ、何を食べているかというと、イカです。上の写真のように切ったイカを給餌棒に刺して、口元まで運んで与えます。同じ水槽にいるサギフエなどには小さく切ったキビナゴを与えます(上の写真の右下)。そんな涼しい館内ですが、弊社カメラマンが汗だくになりながら、紙面用の写真を撮影しました。迫力のタカアシガニの写真を見てもらえたと思います。動画では足を曲げ伸ばしするタカアシガニが見られますので、ぜひご覧ください。ご協力いただいた同館と飼育員さんに感謝です。

 水族館の周囲は飲食店や土産物店が並ぶ港八十三番地。深海魚が食べられる店もあります。近くには展望水門「びゅうお」や沼津魚市場もあり、1日過ごせます。沼津のおいしい干物をお土産に、観光に来てみてはどうでしょうか。

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