銘木の数々
1日付朝刊の「ソノ仕事×コノ絶景」で、大物の植木を扱う浜松市浜北区の造園業「一十園」を紹介しました。ほ場には、幹や枝ぶりの立派なクロマツやマキが圧倒的な存在感を放って屹立していました。(小)
5月の伊勢志摩サミットの会場に飾られたクロマツもほ場に戻ってきていました。同園の小林健社長によると、見事な曲がりを見せたこれほど幹の太いクロマツは稀だそうです。亀の甲羅のような見事な皮の割れも魅力です。
サミットにはこちらのトショウ(ネズの漢名)も展示されました。白骨化した幹のシャリが竜のように見えます。
こちらは太い幹が一回転したマツ。
実物を見ると、その迫力に圧倒されます。2000年代に入り、海外への輸出が増えてきていますが、小林社長はもっと日本の若者に植木の魅力を知ってほしいそうです。東京五輪・パラリンピックに向けて、大型の鉢植えのリースを考えているそうです。外国人旅行者だけでなく、多くの日本人の目に触れて、その魅力にもう一度気付くきっかけになってほしいです。
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