県内公演開幕 ウェストサイド物語
劇団四季のミュージカル「ウェストサイド物語」が全国ツアーを展開中です。８月に入り、県内での１０回公演が静岡市を皮切りに始まりました。静岡市民文化会館大ホールには大勢のファンが詰め掛け、「現代版ロミオとジュリエット」の世界を堪能しました。（宮）
不良グループが抗争を繰り広げる米ニューヨークの下町。恋に落ちる２人の主役につい目を奪われますが、移民や人種差別の問題、世代間の確執なども細かく深く描かれています。アクロバティックなダンスは決闘シーンをより大きく見せ、名曲「マリア」「トゥナイト」の歌唱は一転しっとりとしたムードに。会場は何度も大きな拍手に包まれました。
今回から舞台セットや衣装を変えた新演出。７年前の県内公演も見たという人も、あちこちに新しさを感じるはずです。
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