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感性、好奇心の森

 本日朝刊の「ソノ仕事×コノ絶景」は、静岡市内にある子どもの本とおもちゃの専門店「百町森」を紹介しました。取材は、圧倒的なおもちゃの数に引かれたのが始まりでした。子どもだけではもったいない、どこまでも広く奥深い世界が広がっていました。(岡)

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 何気ない店内の工夫に驚かされます。真っ黒い天井、照明も少し落としています。また、記事でも触れましたが、音楽がかかっていません。店主の柿田友広さんがドイツのカフェを訪れた際、音のない心地良さ、時折演奏されるアマチュア演奏家の音色に感動したそうです。それから店内も音楽のない空間に。子どもたちも自然と静かになるそうです。

ライアー.JPG 柿田さんも時折、ライアー(たて琴)を弾かれます。3歳から楽しめる弦楽器。小さく澄んだ音色に驚きました。

 また月1回、会員向けに「コプタ通信」を発行しています。おもちゃだけでなく、絵本の紹介も充実しています。いただいた通信に、読み聞かせは「文学を子どもの心に届けること」。文学やファンタジーを受け入れる部屋を心の中に作ることが、将来その子を支え続けることにつながると、紹介されていました。

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 百町森にあるおもちゃは、手も頭も使って能動的に、夢中になれる遊びがいっぱい。本コーナーには「時間というふるいにかけられてもまだ残っているロングセラーの本」が並んでいます。訪れる際はエコバッグを持って行かれてくださいね。


 

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