日本酒のドキュメンタリー
日本酒のドキュメンタリー「カンパイ! 世界が恋する日本酒」が29日から11月11日まで、静岡シネ・ギャラリーで上映されます。(小)
監督は米国在住の小西未来さん。初の外国人杜氏(とうじ)となったイギリス人のフィリップ・ハーパーさん(京都府の木下酒造杜氏)、日本在住の米国人ジャーナリストで「日本酒伝道師」のジョン・ゴントナーさん、南部美人蔵元の久慈浩介さんに監督が出会ったことで、撮影の契機を得たということです。
パンフレットにも記されていますが、日本の伝統的な食文化を、海外からの視点で取材したドキュメンタリー映画として、浜松市天竜区出身の寿司職人小野二郎さんを取材した「二郎は鮨の夢を見る」が思い浮かびます。どちらも、日本人と同じようにおいしさを感じているものの、日本人なら当たり前だと捉えている工程や考え方に、外国人関係者が不思議さを感じている点が共通していて、映画の魅力を多角的なものにしています。
静岡県にも、世界に誇れる蔵がたくさんあります。ぜひ、静岡の酒蔵のドキュメンタリー映画も見てみたいです。
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