庶民の知恵、一閑張り
本日の朝刊「ソノ仕事×コノ絶景」で、焼津にお住まいの一閑張り作家、服部あきよしさんの工房を紹介しました。古文書がたくさん。それだけで昔にタイムスリップしたようでした。傷んだざるや籠を使わなくなった和紙で補修、柿渋を塗って強度を高める。良く考えられた、また、おしゃれなリサイクルです。(岡)
服部さんの作品は、ギャラリーで見たり、知り合いから話を聞くことが何度かあり、取材を申し込みました。さすが100人もの生徒さんを抱える先生。手際良く、また、わかりやすく一閑張りについて教えてくださいました。
古文書はほとんど読めないのに、見入ってしまいました。生活感あふれる筆致だからでしょうか。
服部さんの作品はツバキがトレードマークです。記者も大好きな花。まるっと一筆描きされたツバキ。とてもインパクトがありながら、柿渋のあめ色になじんでいます。かごに布物を入れたら、お店のディスプレーにもぴったりです。
物を繰り返し、大切に使う心を学んだ取材でした。ご協力ありがとうございました。
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