「精霊の守り人」展
世界各国で翻訳されている「守り人」シリーズや「獣の奏者」シリーズなどで知られる児童文学作家、上橋菜穂子さんの作品世界を紹介する展覧会が静岡市駿河区の駿府博物館で開かれています。ファンタジーの一言では表せない人間模様、スケール感に、大人のファンも多いです。(岡)
世界的に知られるファンタジー物語は「指輪物語」や「ゲド戦記」、最近では「ハリー・ポッター」シリーズなどがありますが、「精霊の守り人」シリーズは、日本発の世界に誇る児童文学の一つではないでしょうか。「異界」「女用心棒」。これらの言葉を聞くだけでゾクゾクします。現実世界にはない?魔法や魔力がとても身近な存在に感じられるのはなぜでしょうか。上橋さんは20年前、ワープロで原稿を書かれたそうです。この厚さ。壮大であるわけです。
会場には、上橋さんのご自宅書斎の本棚も大きなパネルで紹介されています。その見識の深さに改めて驚かされます。展覧会は20日まで。あと1週間です。「守り人」の舞台、ぜひご覧ください。
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.at-s.com/mt1/mt-tb.cgi/57849