静岡新聞　文化生活部記者ブログ「くらしず」　紙面にプラス、こぼれ話いろいろ

　２０１６年も残りわずかになりました。年末年始の紙面づくりのため、まだ業務は続きます。この１年を振り返ってみました。（の）

　県内の伝統的な加工食品を継ぐ人の思いを紹介する「地の味人の味」が終わり、奮闘する外国人を紹介する「ワタシ、シズオカ人」が始まりました。「味」の連載は約２年半続き、それでもまだ紹介しきれず、静岡の食の豊かさをあらためて知りました。それが一転して外国人の連載に。住んでいると気付かない静岡、日本のよさ、または変わった点なども気付く機会になりました。

　ことしは、各記者が新しい分野に挑戦した年でもありました。自身は、熊本地震の取材に行ったほか、作家や詩人の取材、縁のない世界と思っていた宝塚にも触れました。料理やハンドメードなど「生活」の取材をベースに、幅が広がりました。新聞の１面を飾るような派手なことはほとんどないですが、片隅でキラリと光る記事を書いていきたい、そんな風に思いました。読者や取材に協力していただいた方に感謝して、本年最後のブログとします。ありがとうございました。来年もどうぞよろしくお願いします！