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毛糸のぬくもり

 1月26日夕刊くらしプレミアム「毛糸に親しむ」では、三島市の高橋糸店に登場してもらいました。フルーツや野菜の帽子が同店商品のメインですが、それだけではないのです。(の)

ディスプレー (1).JPG

 カボチャにニンジン、ダイコン・・・。カリフラワーのボコボコ感もたまりません。「野菜のニット帽」と言葉で聞いただけでは関心を持ちませんでした。ですが、実際に見てみると、それぞれに編み方を変えたり、ボタンをつけて種やつやを表現したりと丁寧です。なんといっても、毛糸のモコモコで作られて、かわいらしい!店主の高橋宏さんは、同店を継いで9年。今では「何でも編める」そうです。しかも、毛糸は自ら編んでみて、編みやすいと思ったものしか販売しないそうです。

おでん.JPG 上の写真、手前は何だと思いますか。正解は「おでん」です!ソーセージ、巾着、たまご、はんぺん、こんにゃく、しらたき。お客様の中には、好きなおでんの具をオーダーする方もいるそうです。おでんの右隣はりんご。紙面に掲載したイチゴとは編み方が違います。では、後ろの二つは何でしょう?すみません、正確なところは忘れてしまいましたが、うどんとラーメンです。

ディスプレー (2).JPG 他にも、こんなに愛らしいものも!思わず連れて帰りたくなります。代わりに、指先のない手袋を選びました。高橋さんは手編みの魅力を「世界に一つしかないことと暖かさ」と話していました。手袋をつけると、あらためて暖かいなぁと実感しました。確かに機械編みにはないぬくもりがあります。紙面から少しでも毛糸の魅力が伝わっていればいいなと思いました。

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