積み木じかん
17日朝刊の「ソノ仕事×コノ絶景」では、県内外で積み木遊びの出前講座を開く「このこのまごまで つみきのそのさん」こと園田英史さんの仕事を紹介しました。メニューはあるものの、子どもたちは自由な発想でどんどん遊んでいきます。シンプルな積み木が持つ大きな可能性を感じた取材でした。(岡)
ドミノ倒しや円筒ドームに使う積み木は立方体と直方体。3600個もあるという量に圧倒されます。長~いドミノを完成させるには、こつがあります。立方体の上に直方体を乗せるのですが、5個並べて、2個分並べずに奥に置いておきます。その後、残りの2個をそっと立てて...。
フライングで一部が倒れてしまった時、子どもも大人も必死で止めます。その姿がまた絵になって。そのさんが、すかさず「犯人さがしはしないよ~」と声を掛けます。その言葉がとても印象的でした。場が和みました。
積み木を円筒状に積み上げていくと、「遊んでいる」積み木が出てきます。支えになっていないで動く積み木を、そのさんは遠慮なくどんどん抜いていきます。その量の多いこと。崩れる瞬間はぜひARをご覧ください。
最後に、そのさんがおっしゃっていました。「大人はすぐに片付けたがる」と。記者もその1人でした。専用のケースに積み木を並べて収まるのが楽しくて。積み木遊びに子どもも大人もありません。円筒ドームは大人なら、もっと高く迫力が増します。ご協力いただいた庵原児童クラブの皆さん、ありがとうございました。
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