静岡新聞　文化生活部記者ブログ「くらしず」　紙面にプラス、こぼれ話いろいろ

　２２日付朝刊「ワタシ、シズオカ人」でハワイ出身のフラダンス講師、ジャニス・フジタさんを紹介しました。本場仕込みのフラダンスはゆったり、おおらかで常夏の島の雰囲気が感じられました。２８日の発表会（焼津・ミュージコ、午後１時）に向け、取材日は熱のこもった練習が行われました。（の）

　あこがれはあったけれど、フラダンスに触れるのは初めての筆者。手をすぼめれば「花」、腕をしならせると「波」、腕を斜めにあげると「山」など、一つ一つの動作に意味があることを知りました。お願いしてステップを見せてもらいました。腰の動きと足の動きをずらすという基本のもの。いとも簡単にやっていますが、いざ自分がやるとなるとできないだろうな・・・というのが感想でした。ステップはフラダンスの中でも基本中の基本で、大切なものだそうです。

　ジャニスさんお気に入りの１枚です。ハワイではとても有名な方だそうで、中には「ヨコヅナ」という曲も入っています。温かみのある優しい歌声もハワイそのものなのでしょう。フラはハワイの自然、心。「フラを踊る人はぜひ一度ハワイを訪ねてみて」とジャニスさん。ガイドブックやテレビ番組では経験できない、「空気感や雰囲気を味わってほしい」。ダンスも変わってくるそうです。花の髪飾りやトロピカルな柄のパオ（スカート）にももちろん惹かれるのですが、ジャニスさんになら教わってみたい。フラダンスを習いたい気持ちが１０年ぶりに再燃しそうな取材でした。