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地産地消の模型工房 ペーパークラフトのNゲージトラス橋も!~しずおか駅舎探訪(2)岳南電車・比奈駅

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6月15日付夕刊「旅食」の連載「しずおか駅舎探訪」の第2回は岳南電車の比奈駅。

今回は、駅舎内の鉄道模型店「フジドリームスタジオ501」の代表・宇佐美政英さんが案内人です。(旭)

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宇佐美さんが手にするのは、ペーパークラフトのトラス橋。写真の橋は紙の色がそのまま出ていますが、色を塗ると紙とは思えない質感が出ます。素材の厚紙は、岳南電車がすぐ脇を走る富士市の大日製紙の厚紙を使っているそうです。駅舎内の工房で、レーザー機械でペーパーキットを作っている宇佐美さんは「まさに地産地消ですよ」と誇ります。ちなみに意外な売れ筋商品は、送電用の鉄塔だとか。「1個だけ買うってことは、あまりない商品ですもんね」と笑います。

店の中には鉄道ファンなら「あー、なるほど」と反応してしまう京王重機整備(岳南電車の7000形、8000形の改造を担当した会社)のカレンダーが、無人化される前そのままになっていたり、昔の配線図がそのまま張り出されていたりと、模型以外も楽しめます。

比奈駅3.JPG

紙面では写真を紹介できなかったNゲージのレイアウト(ジオラマ)。有料で自分の持つ模型を走らせることができます。レイアウトはまだまだ改造中で、中に模型の「鉄道博物館」をつくる計画があるとか。取材時から進捗しているのか、読者の皆さんもぜひ見学に行ってみてください。

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