岩絵の具の美しさ
19日朝刊の「ソノ仕事×コノ絶景」は、静岡市清水区の日本画家、今川教子さんによる岩絵の具の色作りを紹介しました。天然鉱物から生まれる色は、息をのむ美しさ。その取り合わせ、塗り重ねていく過程。丁寧な仕事ぶりに、引かれました。(岡)
小皿類を上から撮ると、こちら。
実にたくさんの色があふれています。梅模様の皿のグラデーションもきれい。絵筆の多さにも圧倒されました。
完成間近の作品が、こちら。
落ち葉の足元の景が上部です。遠景は小さく描かれた2羽の鳥が、夕暮れの情緒をさらに引き出している気がします。
もう一つの「コレがなくっちゃ」は、こちら。
掃除道具。ほこりが画面に付かないよう、床、着ている洋服など掃除を欠かさないそうです。顔料をのせていく過程での見えない丁寧な仕事。それを伺ってから、紙面にご紹介する「コレ」を水と掃除道具とで最後まで悩みました。
そして、今川さんのかわいらしい相棒が、こちら。
自宅近くの側溝で助けたアカハライモリ。とても愛らしいしぐさでした。
都内を中心に注目されている今川さん。今後ますますのご活躍にお祈りしています。
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