サトイモでもっちり 静岡市・玉川のお母さんがつくる「玉ゆらまん」~「地域おこし協力隊推薦 里でホレたこの逸品」3
12月14日付夕刊「旅食」の「地域おこし隊推薦 里でホレたこの逸品」。第3回は静岡市葵区の中山間地、玉川地区の農産物加工所「玉ゆら」で販売されている「玉ゆらまん」(1個120円)です。同地区の地域おこし協力隊員、冨田和政さんにご紹介いただきました。(旭)
玉ゆらまんを販売している「玉ゆら」は安倍川の支流、中河内川のほとりに昨年6月にオープンしました。
店のすぐ近くには、ウイスキーの製造がスタートした「ガイアフロー静岡蒸溜所」があります。
店内では、地域のお母さんたち14人が交代で、玉ゆらまんをはじめ、弁当などを作っています。玉川で栽培された緑茶や紅茶も店頭に並んでいます。
取材時は、ちょうど紅葉が美しい時季。店の前の川をバックに、冨田さんに玉ゆらまんを持っていただきました。玉ゆらのお母さんたちから「トミー」のニックネームで愛されている冨田さん。玉ゆらの女性たちも、冨田さんも、気さくな人柄で店には笑顔が絶えません。
取材した際は、ちょうど玉ゆらまんの製造中。自称"店の看板娘"の岡部早衣子さんが、あんをくるんでいました。
岡部さんは、同時に「新製品」の試作中。大根の葉を甘辛く炒めた具を包んでいました。「記者さんも、ホラ」と、具だけ試食させてもらいましたが、なかなかのお味。完成が楽しみです。これまで、カボチャや在来品種のゴマなど、期間限定品もいくつか作ってきたそうです。
玉ゆらまんは、玉ゆらだけでなく、毎月1日に静岡浅間神社(静岡市葵区)周辺で開かれている「安倍の市」に玉ゆらのメンバーが出店する際にも販売しています。ほぼ毎回、お店を出しているそうなので、お近くの方は、ぜひのぞいてみてはいかがでしょう。
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