トップページ >12)里でホレたこの逸品 >素材の味そのままに 森町のおやつ屋「micoppe(ミコッペ)」の焼き菓子~「地域おこし協力隊推薦 里でホレたこの逸品」10

素材の味そのままに 森町のおやつ屋「micoppe(ミコッペ)」の焼き菓子~「地域おこし協力隊推薦 里でホレたこの逸品」10

森町①.JPG 3月8日夕刊の「地域おこし協力隊推薦 里でホレたこの逸品」第10回は、森町の菓子店「おやつ屋micoppe」の焼き菓子を、地域おこし協力隊員の岩瀬進哉さんにご紹介いただきました。(旭)

森町②.JPG Micoppeは2月、袋井市から移転したばかり。元々、店主で製菓職人の山崎奈美子さんと、夫の敬正さんは、森町在住ということで「家族のことも考えて、住まいに近いところに店を移そう」と、協力隊員として移住定住を担当する岩瀬さんにも相談しながら、物件を探しました。移転を機に、敬正さんも勤めていた会社を辞め、お店を支えています。


森町③.JPG 店内は山崎さんご夫婦の思いが詰まっています。奈美子さんのアイデアを聞きながら、建築会社勤務だった敬正さんが図面を引きました。この日は閉店後の取材だったのですが、商品はほとんど売り切れ。作業場で奈美子さんとスタッフが翌日販売するお菓子作りにてんてこ舞いでした。

森町④.JPG 焼き菓子の他に、ミコッペの売り物はカップケーキ(1個350円)。取材した日は、ひな祭りの直前ということで、おひな様とお内裏様のかわいらしいカップケーキも作られていました。

森町⑤.JPG お店の移転を記念した新商品が「レモンづくしのクグロフ」(280円)。型に入れて焼き上げたパンのようなお菓子です。

森町⑥.JPG 店に置かれる焼き菓子は、常時20種類程度。値段も100~200円台で、「普段子どもたちが食べられるように」とお手頃。卵やバター、小麦粉とシンプルな材料だけで安心して食べられるお菓子作りをモットーにされています。

 森町のお祭りを通じて知り合ったという山崎さんと岩瀬さん。岩瀬さんも2017年8月、森町でゲストハウス(宿泊所)を開業しました。実は岩瀬さんも建築会社での勤務経験があり、ゲストハウスは自分で改装してオープンさせました。「山崎さんのような若い人たちが、もっと森に来てほしい。その呼び水になれば」と期待を寄せています。
 静岡市内からも新東名で1時間ちょっと。ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

コメントを投稿

コメントを表示する前に承認が必要です。コメントが表示されるまで、少し時間がかかる場合がございます。


画像の中に見える文字を入力してください。

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.at-s.com/mt1/mt-tb.cgi/61638

トップページ >12)里でホレたこの逸品 >素材の味そのままに 森町のおやつ屋「micoppe(ミコッペ)」の焼き菓子~「地域おこし協力隊推薦 里でホレたこの逸品」10

ご案内

静岡新聞文化生活部の記者ブログです。
取材時のエピソードなどをアップします。
音楽、アート、鉄道、くらしなどがテーマ。
紙面にプラスのこぼれ話が満載です。


★文化生活部ツイッター ⇒こちら
「くらしず」の更新情報もお伝えします。

★アットエスニュース ⇒こちら
静岡新聞の公式ニュースサイトです。