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地域で育てた小麦粉のうま味 浮橋うどん・そうめん~「地域おこし協力隊推薦 里でホレたこの逸品」13

浮橋①.JPG 4月5日の夕刊「地域おこし隊推薦 里でホレたこの逸品」は伊豆の国市の「浮橋うどん・そうめん」をご紹介しました。推薦人は伊豆の国市の地域おこし協力隊員、井上民子さんです。(旭)

浮橋②.JPG 井上さんと待ち合わせたのは、伊豆の国市田原野の農産物直売所「大仁まごころ市場」。こちらで「浮橋うどん・そうめん」を販売しています。
 「浮橋うどん・そうめん」は旧大仁町の浮橋地区で住民が栽培された小麦100パーセントの小麦粉で作っています。井上さんはこのパッケージに描かれた絵を担当。麦の穂と、水のきれいな浮橋地区を舞うホタルの光をイメージしました。井上さんいわく「小麦のうま味を感じられる品」だそうです。

浮橋③.JPG 井上さんは東京生まれ。移住前はご主人と3歳の息子さんと3人埼玉県内で生活していました。夫婦とも「いつかはのびのびと暮らせる土地で暮らしたい」と考えていたそう。ご主人も近くで仕事を見つけ、家族で移住しました。「日々の買い物に困るほど田舎ではなく、ちょっと行けば自然が豊かな場所。子どもも山を走り、ワイルドに育っています」と笑います。
 美術大で、彫刻を専攻し、大学卒業後はイベント会社で空間デザインの仕事をしていた井上さん。経験を生かし、体験型イベント「伊豆の国ふるさと博覧会」のパンフレットデザインのほか、浮橋地区の小麦粉で粘土を作り、粘土細工を楽しむワークショップも手掛けています。「これまで空間デザインをしていたので、平面のデザインは勝手が違う。勉強になります」と前向きに捉えます。

浮橋④.JPG 「浮橋うどん・そうめん」を販売している「大仁まごころ市場」の支配人、湯川保夫さんにもお話をうかがいました。取材した時間は午後で、店頭に並ぶ野菜はほとんど売り切れた後でした。「今年の冬は野菜が入ってこず、売りたくても売る物がなくて苦労した。でもこれから、少しずつ入ってきますよ」とのこと。期待したいですね。

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