静岡新聞　文化生活部記者ブログ「くらしず」　紙面にプラス、こぼれ話いろいろ

４月30日付の「ソノ仕事×コノ絶景」で取り上げたのは、沼津市・新仲見世商店街にあるレトロなお店「昭和レインボー」店主の田中剛さん。平成生まれの記者が「昭和」という未知の世界にタイムスリップしてきました。（も）

真新しいホーロー看板が目を引く外観です。

年季を感じるガラスケースに入った駄菓子。
美味しいから沢山食べたい！

でも大きなサイズは売っていない。もどかしいですね。

昭和の香りは、いたるところにちりばめられています。
奥の「学校給食用」と書かれた木箱。当時は給食当番の生徒が、パックの牛乳を詰めて運んでいたのでしょうか。想像が膨らみます。

レトロおもちゃ。注目は左上の「ヒコーとばし」。
「親指と人差し指で弾いて飛ばしてください」とあります。

遊んでいる様子が、まったく想像つきません。

それぞれの機体に名前が付けられていますが、僕のお気に入りは「戦車」。
飛行機なのになぜ・・・じわりと笑いが込み上げます。

昭和アイドルのブロマイドもちらほら。
勉強不足で申し訳ありませんが、
分かる方いらっしゃいましたら教えてください。

ラッパ飲みする瓶のジュースが最高においしく感じられるのは、いつの時代も共通なのでしょう。

昼食に、隣のお食事処「ケルン」さんにも立ち寄りました。

昭和から時計の針が止まったままのような店内。

揚げ物、卵焼き、ハム。素朴な味わいに舌鼓。

ミルクセーキも時代を超越するおいしさでした。

タイムスリップから戻ると、

「良いものは、時代が移り変わっても色あせない」
そんなことを感じました。