劇団唐組 雨の中で紅テントを張る@静岡・駿府城公園
劇団唐組の芝居「吸血姫(きゅうけつき)」が6月22、23日、静岡市で上演されます。名物の移動型劇場「紅(あか)テント」が会場の駿府城公園にお目見えしました。設営が行われた日は半端ない雨でしたが、劇団員たちは慣れた様子で作業を敢行。2年前、好天時にテントを張る様子を紹介しましたが、今回は雨の日の作業をのぞいてきました。(宮)
「雨がっぱと長靴は衣装の次に大事」。テントを自ら組み上げる役者さんたちは、裏方仕事にも肉体を駆使します。梅雨時に限らず、一人一人が常に雨天の作業に備えています。
天幕にたまった雨は、中からつつくと滝のよう。皆で隅々までチェックし、雨が自然に流れ落ちる形に整えていました。
巨大な紅テントの隣には、楽屋として使う小さなテント。ぬらしてはいけない資機材を入れておく役目もあります。
テントの中にはシートやござを敷いて、観劇中は雨でも快適。公演は22、23日午後7時から。天気はどうやら持ちそうです。チケットの問い合わせは、紅テント静岡公演を応援する会<電090(3697)9044>へ。
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