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築100年超の古民家でジュエリー制作に励むフランセスクさん

 25日付朝刊「ワタシ、シズオカ人」で、スペイン・バルセロナ出身のジュエリー職人フランセスク・プラナスさんを紹介しました。森町北部の中山間地にある築100年超の古民家で、制作に励むプラナスさんは日本と茶と家族をへの愛情を語ってくれました。(の)

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 茶畑の景色は「エキゾチックで、日本人にとってはスペインで葡萄棚が広がる光景と同じ」と言います。その景色にインスピレーションを得てジュエリーをデザインしています。住んでいる大久保地区の茶工場で製茶にも挑戦、自作の茶葉でお茶を飲み、通して体験できたとうれしそうでした。その茶畑の景色が下の写真で、動画を抜き取ったものです。新聞紙面から動画に飛ぶことができ、鳥の鳴き声も入っていますので、ぜひご覧ください。

動画から.jpg

 取材は古民家で行いました。冬は一面雪景色になるほど寒いとのこと。部屋の中には薪ストーブがありました。また、やはり古いので壊しては造りの繰り返しだそうで、「森のサグラダ・ファミリア」と夫妻で笑って話してくれました。その表現が私にはツボでした。

 プラナスさんと話していて感じるのは、住んでいる場所の影響を知らないうちに受けているということ。ガウディ建築や美術館、劇場がたくさんあるバルセロナは言わずと知れた芸術の街。また、例えばバルで隣になったら、知らない人同士でも話をする気さくな人々。慣れ親しんだ環境がベース、基準になると感じました。


 食やアートのイベントを時々開いているので、機会があれば見に行きたいと思っています

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