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新聞づくりを体験 県高文連専門部が本社で初心者大会-駿河区

2012年06月10日(日)付 朝刊


  県内の高校新聞部や報道部でつくる県高校文化連盟新聞専門部は9日、静岡市駿河区の静岡新聞社制作センターで初心者大会を開いた。入部した生徒120人が、新聞記事の書き方や紙面の構成方法を学んだ。

  生徒たちは本社整理記者から指導を受けながら、紙面制作の専用端末を使い、記事の見出しなどを付けた。構成した紙面の大刷りを手にすると、うれしそうな表情を浮かべた。記者の体験談を積極的に取材する生徒もいた。

  新聞部の顧問は、ニュースの重要部分を凝縮する記事前文の書き方や紙面構成のルールを説明。生徒たちは前文の執筆も体験した。

  県立沼津東高2年の井深廉さん(16)は「高校で作っている新聞とは違って操作が難しかった。知らないことばかりで、とても勉強になった」と感想を述べた。

 

新聞を見ながら見出しを考える生徒たち=静岡市駿河区の静岡新聞社制作センター

新聞を見ながら見出しを考える生徒たち=静岡市駿河区の静岡新聞社制作センター

新聞作りを紹介 本紙記者が出前講座-浜松市中区・蜆塚中

2012年05月30日(水)付 朝刊


  静岡新聞社の記者が新聞の仕組みなどを紹介する「編集局出前講座」が29日、浜松市中区の市立蜆塚中で開かれた。3年生142人が記事を書く際のポイントや紙面の編集の仕方を学んだ。

  浜松総局の八木敬介記者が講師を務め、伝えたいことを第1段落にまとめる記事の書き方や、記事の重要な要素を簡潔に表現する見出しの付け方などを説明。「出来事を全部書くのではなく、要点を絞って記事や見出しを作って」と伝えた。

  生徒は4月に京都や奈良を回った修学旅行について、壁新聞を製作する予定。高橋柚衣さん(14)は「教えてもらったことを生かし、見やすく、興味のわく新聞を作りたい」と話した。

 

本紙記者が新聞作りのポイントを説明した出前講座=浜松市中区の市立蜆塚中

本紙記者が新聞作りのポイントを説明した出前講座=浜松市中区の市立蜆塚中