2015年11月24日(火)付 朝刊
焼津市立大井川図書館で21日、図書館講座「『言葉の魅力』~『話す・書く・読む』楽しみ~」が開かれた。NIEアドバイザーで市立大井川中の矢沢和宏校長が講師を務め、小学生から一般までの受講者約20人に言葉の大切さを伝えた。
矢沢校長は「人間と言葉は同じように発達している。人間は言葉を磨かないと自分の気持ちが伝わらない」と指摘した上で「文字をインターネット上で伝えることが増え、対話力が衰えている」と説明した。さらに「自分の言葉を一番聞いているのは自分。自分の言葉で勇気付けることもできる」と紹介した。
また矢沢校長は「脳は自分で感じることができない。体の動きによって自分の気持ちをつくる」とし「体を動かすとやる気が出てくる。やり始めれば楽しくなる」と語った。
言葉の魅力を語る矢沢校長=焼津市立大井川図書館