2018年03月07日(水)付 朝刊
三島市立山田小で6日、平昌冬季五輪を報じたお気に入りの新聞記事を取り上げ、感想を語り合う授業が行われた。
同校では大会期間中、西島哲治教頭が静岡新聞に掲載された五輪関連のすべての記事を職員室前の廊下に張り出した。その量は高さ1・6メートル、幅15メートルに。この日は5年1組の児童が一つの記事を選び、6班に分かれて意見を発表し合った。
とりわけ人気が高かったのは日本中を沸かせた羽生結弦選手、小平奈緒選手ら金メダリスト。「けがを乗り越えた演技はすごかった」「速くて格好良かった」などの声が飛んだ。
一方で、スノーボード女子パラレル大回転5位の竹内智香選手を挙げ、「『やり切った』という言葉に感動した」とした意見もあり、受け止め方はそれぞれ。多数派も少数派も互いの思いを共有し、五輪を記憶に刻んだ。
お気に入りの記事を選ぶ児童=三島市立山田小