2019年07月05日(金)付 朝刊
NIE(教育に新聞を)実践指定校の吉田町立自彊小は4日、新聞の読み方講座を同校で開いた。6年生約80人が受講し、新聞の魅力や効率的な読み方を学んだ。
静岡新聞社読者プロモーション局の担当者が講師を務めた。「(インターネットよりも)新たな出会いや発見がある」と新聞を読む楽しさを伝えた。実際に新聞を開きながら、見出しやリード文の役割なども教えた。
児童は新聞記事を題材にした感想文の書き方も学習。記事を一つ選び、読んで強く感じたことや伝えたいことを書き出すなどして、感想文を仕上げるこつを学んだ。
毎朝、一面を部分的に読んでいるという甲賀愛実さん(11)は「リード文を中心に読むなど、これからは工夫し、読むページを増やしたい」と意欲を見せた。
6年生が新聞の効率的な読み方などを学習した講座=吉田町立自彊小