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新聞の読み方 こつ学ぶ 見出し作りも挑戦 西豊田小5年生140人-静岡

2022年09月07日(水)付 朝刊


 静岡市駿河区の西豊田小で6日、静岡新聞NIEコーディネーター矢沢和宏さんの新聞読み方講座が開かれた。5年生約140人が当日の本紙朝刊を開きながら、新聞の特徴や効率的な読み方について学んだ。

 

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新聞の読み方を学ぶ児童=静岡市駿河区の西豊田小

 
 矢沢さんは見出しや写真からニュースの内容を一目で読み取ることができると紹介した。「興味を広げるために、まずは新聞を眺めてみてほしい」と新聞の読み方のこつを伝えた。
 児童は「大きなニュースが急に起きた時、どうするのですか」などと質問を投げかけた。ワークシートで見出しを付ける作業にも取り組んだ。
 今後は学んだことを生かし、情報通信技術(ICT)を活用した新聞作りに挑戦する。鈴木愛美さん(10)は「見出しだけで内容が分かるように、力を入れて新聞を作りたい」と話した。
 (社会部・島田莉菜)

読解力向上に新聞活用を 浜岡中 ワークシート使い講座-御前埼

2022年09月01日(木)付 朝刊


 御前崎市立浜岡中(同市池新田)は31日、「新聞ワークシート活用講座」を同校で開いた。3年生約180人が読解力や思考力をつけるための新聞の読み方や、記事を題材に問題が設定されているワークシートの活用法を学んだ。
 元中学校長で静岡新聞NIEコーディネーターの矢沢和宏さん(63)を講師に迎えた。矢沢さんは新聞記事の特徴として、冒頭に要点が書かれている「逆三角形」の構成を紹介。見出しと冒頭部分を読むだけで大まかな内容を把握できると説明した。文章を基に見出しを考えるワークシートなども紹介した。
 殿岡弘一郎さん(14)は「新聞を読むことが国語の文章問題を解くことにつながると思った。普段はスポーツ欄を読んでいるが、他のページも読んでみたい」と話した。
 (御前崎支局・木村祐太)

 

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矢沢さん(左)の講話に聞き入る生徒たち=御前崎市池新田の浜岡中