NIE関連記事

思いや考えを言葉に 浜岡中 矢沢さん(静岡新聞NIEコーディネーター)講話 御前崎

2024年05月14日(火)付 朝刊


 御前崎市立浜岡中は13日、1年生約170人を対象に「言葉が持つ力」をテーマとした講話を実施した。元中学校長で静岡新聞NIE(教育に新聞を)コーディネーターの矢沢和宏さんが講師を務め、思いや考えを言語化する大切さを説いた。
 矢沢さんは前向きな言葉を積極的に発言することで挑戦心や勇気が出ると強調した。事例として「牛乳を飲まなきゃダメ」と厳しく注意するのではなく「牛乳を飲むと健康にいいよ」と助言の形に置き換えることで仲間もポジティブになると説いた。さらに、自分の長所や短所を言語化することで「弱みの克服に向けてやるべき事が明確化し、成長につながるヒントを得られる」と述べた。
 新聞記事を活用し、考える力を養うこつも紹介した。生徒たちは記事が伝えようとしていることを「問い」とし、答えを読み解く練習を実践した。矢沢さんは「力の源は言葉。文章をたくさん読み書きして成長してほしい」と呼びかけた。
 (御前崎支局・市川幹人)  

 

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NIE講話の中で記事を読んで考える力を高める生徒=御前崎市の浜岡中

言葉選びの大切さ強調 藤枝東高創立100周年記念 卒業生 矢沢さん(静岡新聞NIEコーディネーター)講演

2024年04月20日(土)付 朝刊


 藤枝東高は19日、創立100周年記念講演会を同校で開いた。卒業生で静岡新聞NIEコーディネーターの矢沢和宏さん(65)が、1年生約290人に言葉の力について紹介した。
 矢沢さんは言葉の持つ三つの働きを「思考や想像・創造の源」「自己分析・理解の源」「自分と仲間を高める源」と説明。「言葉によって学校生活も人生も変わる。自分の言葉を応援団にして」と呼びかけた。言葉を磨く手段として新聞記事の見出し付けや本紙1面コラム「大自在」を紹介したほか、プラス思考を体現する言葉選びの大切さも強調した。
 原田音生さん(15)は「部活と勉強の両立が不安だが、プラスの言葉を使い苦しくても踏ん張って、いろいろなことに挑戦していきたい」と話した。
 同校は周年記念講演会を全5回実施する予定。記念式典は11月20日に行う。

 

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言葉の力について講演する矢沢さん=藤枝東高

思考力育成に活用 県内実践校が成果報告

2024年02月18日(日)付 朝刊


 学校教育の教材として新聞を活用する活動(NIE)を進める県NIE推進協議会(安倍徹会長)は17日、県内のNIE実践指定校を集めた報告会を静岡市駿河区の静岡新聞放送会館で開いた。伊豆土肥小中一貫校、富士見中、清水飯田中、藤枝広幡中、浜松春野中、静岡北特別支援学校南の丘分校の計6校が参加し、担当教諭が成果や課題を報告した。
 各校に共通して新聞を購読していない家庭が増えて新聞がなじみの薄い存在になっているとして、複数紙を常備したNIEコーナーの設置や朝読書の時間を使って記事を読むなど、児童生徒が新聞に触れ合う取り組みを紹介した。紙面を読み込んで見出しをつけたり、互いに興味を持った記事の紹介文を作成したりと、新聞の活用で子どもらの論理的思考力や長文読解力を育成しようとする実践内容も目立った。
 新聞紙自体に着目して掃除やレクリエーションに利用した学校や、模擬記者会見を通じて情報を聞き出す力を養おうとした教室もあった。課題として、新聞を読む習慣をつける難しさや、NIEの成果を他の授業と区別して単独で検証できないことなどが上がった。

 学校図書館と新聞 フォーラムで議論 23日、日本新聞協会
 日本新聞協会は23日午後1時半から、NIE教育フォーラム「学校図書館×新聞 主体的で深い学びを実現するために」をオンライン形式で開く。参加無料。
 学習指導要領が情報活用能力の育成を重視し、学校図書館には読書活動の場だけでなく「学習・情報センター」の機能が求められている。子どもたちの主体的な学びを支えるため、学校図書館が果たす役割や環境整備、新聞活用の可能性について、大学図書館長や教育委員会らのパネリストが議論する。
 参加希望者は21日までに、同協会NIEウェブサイト(https://nie.jp)へ申し込む。

 

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NIEの取り組みを紹介する教諭ら=17日午後、静岡市駿河区の静岡新聞放送会館

新聞の読み方や魅力解説 島田高で講座 見出し付けにも挑戦

2024年01月12日(金)付 朝刊


 島田市の島田高で11日、新聞講座が開かれた。1年生がニュースの読み方や見出しの付け方を学び、新聞の魅力に触れた。
 静岡新聞社読者プロモーション局のNIEコーディネーター矢沢和宏さんが講師を務めた。自分のペースで何回も読める「再読性」や複数の見出しが目に入る「一覧性」など新聞の特徴を紹介し、「関心がなかった情報に目を向けるきっかけにもなる」と述べた。地域のニュースが持続可能な開発目標(SDGs)など世界の問題を具現化している例があることも紹介した。生徒は実際の記事に見出しを付ける練習にも取り組んだ。
 講座は「現代の国語」の授業で行った。生徒は今後、新聞から興味のある記事を見つけ、問いやテーマをまとめる予定。それぞれの意見もつづり、「読者のひろば」への投稿も検討している。

 

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新聞の特徴や読み方などを解説する矢沢さん=島田市の島田高

キーワード押さえ効果的に 藤枝・広幡中 公開授業で記事要約

2023年11月30日(木)付 朝刊


 新聞を教材として活用するNIE実践指定校の藤枝市立広幡中で29日、研究発表会が開かれた。1~3年全10クラスの授業を公開し、数学や保健体育、英語などさまざまな教科での実践例を紹介した。

 

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記事からキーワードを抜き出し、要約する生徒=29日午後、藤枝市上当間の市立広幡中

 

 1年生の国語の授業では、26人が新聞記事を要約する作業に取り組んだ。イスラエルとイスラム組織ハマスの対立や米大リーグ大谷翔平選手に関する記事の内容をタブレット端末を用いてまとめた。グループごとに互いの文章を読み、感想を述べ合った。石橋直明教諭(27)は、文章の意味と発信する意図について考えたり接続語の役割を学んだりしたこれまでの授業を踏まえて「大切な事柄はキーワードを盛り込んだ短い文章で伝えると効果的」と説明した。
 市内外の教員ら約20人が参観した。同校では全教職員がNIE実践に取り組み、同日以外も新聞を活用した事例を校内発表する。

新聞、学校教育にどう生かす 葵区 市教職員が研修会 静岡

2023年08月08日(火)付 朝刊


 新聞を学校教育に取り入れるNIEを広めようと静岡市教委は7日、教職員向け研修「新聞を活用した授業づくり」を同市葵区与一の市教育センターで開いた。静岡新聞NIEコーディネーターの矢沢和宏さんが講師を務め、新聞の特徴や授業での使い方を講義した。
 夏休み期間を利用し研修への参加を希望した市内小中学校の教諭ら16人が参加した。研修では新聞を教材として扱う利点として、教科書と比較して現在起きている時事問題が掲載されていることで各教科の勉強を身近な物として受け入れやすいことなどを挙げた。是非の判断に迷う事例が道徳教育につながることや、コラムや書評の国語教育への活用、国際面を使った社会科学習法なども紹介した。
 参加者は矢沢さんの講義を受けながら新聞紙面を真剣な表情で読み込み、講義内容について質問したり話し合ったりと児童生徒のために授業をより良いものにしようと研修に取り組んだ。

 

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新聞を読み込みながら授業への活用法を考えた教職員研修=静岡市葵区与一の市教育センター

新聞活用へ教員研修会 清水区・由比小-静岡

2023年07月27日(木)付 朝刊


 本年度から新聞を学校教育に活用するNIEの実践指定校となった静岡市清水区由比の由比小は26日、教員研修会に静岡新聞NIEコーディネーターの矢沢和宏さんを招いて新聞講座を開いた。同校の教員14人が児童の夏休み期間を活用し、よりよい授業を行えるようにと机に向かって学習に取り組んだ。

 

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新聞紙を手に新聞の特性を学ぶ教員ら=静岡市清水区由比の由比小

 
 講座ではまず何度でも読み返せる再読性や一目で内容が分かる見出しによる伝達性など、児童が学ぶ際に重視すべき特徴から紹介した。新聞紙面から拾った見出しでしりとりをしてみたり、自分で記事にオリジナルの見出しを付けてみたりと、子ども向けの新聞講座でも行われる新聞学習を実践し、新聞の特性や利便性について理解を深めた。そのほか、児童に新聞を利用してもらう際におすすめのページや国語や社会、理科などさまざまな教科に応用できる活用法も解説した。
 矢沢さんは講義に際し「実践指定校に選ばれたからといって肩肘を張らず、使えるなと思った時、使いたいと感じた時に新聞を授業に活用してみてほしい」と呼びかけた。

実践校 県内14校 新聞協会 全国530校発表 23年度

2023年07月08日(土)付 朝刊


 日本新聞協会は7日、学校の授業など教育現場で新聞を活用する「NIE(教育に新聞を)」の2023年度実践校530校を発表した。
 内訳は、小学校219校、中学校168校、高校105校、小中連携9校、中高連携19校、特別支援学校10校。実践期間は原則2年間で、23年度からの新規校は206校、継続校は324校となる。協会と各新聞社が購読料を補助する。県内の実践校は14校。新規校は静岡由比小、浜松初生小、熱海泉小、袋井南小、静岡サレジオ中、浜松開誠館中・高、磐田北高、浜名高。
 協会とは別に11道県のNIE推進協議会が小中高など47校を独自に認定した。
 今年のNIE全国大会は8月3、4日に松山市で開かれる。

新聞部員 紙面制作学ぶ 富士 矢沢さん(静岡新聞NIEコーディネーター)が講座

2023年06月19日(月)付 朝刊


 県内の高校の新聞部に所属する1年生など85人を対象にした新聞講座が18日、富士市の富士高で開かれた。静岡新聞NIEコーディネーター矢沢和宏さんが紙面の作り方などを生徒に伝えた。

 

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新聞紙面の作り方を紹介した講座=富士市の富士高

 
 矢沢さんは、同じニュースの報じ方を新聞社別に比較し、見出しやレイアウトが読者に与える影響について紹介した。「伝えたいことを読み手に強調するつくりにしよう」と説いた。他のメディアと比べた際の新聞の利点についても解説した。さまざまな情報を一度に見られる一覧性を挙げ、「関心の無い分野に目を向けることで、新しい自分を見つけるきっかけになる」と伝えた。
 参加した沼津東高の滝元慧さんは「教わったことを現在制作中の校内新聞に生かしたい」と意気込んだ。
 県高文連新聞専門部が年に一度、各校の新入部員を集めて開く大会の一環で企画した。

新聞からSDGs学ぼう キーワードで関連記事探す 焼津・港小授業

2023年06月18日(日)付 朝刊


 焼津市石津港町の港小で15日、元中学校長の矢沢和宏さん(静岡新聞NIEコーディネーター)を講師に招いた授業が行われた。4年生の児童が、15日付本紙などを活用しながら、SDGs(持続可能な開発目標)について学んだ。

 

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SDGs関連の記事を探し出す児童=焼津市石津港町の港小

 
 児童はそれぞれに配られた紙面や11日付「週刊YOMOっと静岡」から、10分間かけてSDGs関連の記事を探し出すことに挑戦した。見出しから「二酸化炭素(CO2)削減」「ジェンダー」「福祉」といったキーワードを拾い上げていった。「アフリカで食糧不足の現状を知った」など関連記事を選んだ理由や読んだ感想について述べた。海洋漂着ごみについての記事を題材にした新聞ワークシートにも挑戦した。
 SDGsについて日ごろから学習しているという児童たちに、矢沢さんは自ら厳選したSDGs関連の本紙記事を紹介しながら、「関連する記事が載っていない日はない」と新聞の活用を呼びかけた。「読者のひろば」のコーナーに、関連投稿の掲載頻度が高いことも紹介した。

前向きな単語から活力 井之頭中生 言葉選び 新聞に学ぶ 富士宮

2023年05月27日(土)付 朝刊


 富士宮市の井之頭中で26日、静岡新聞NIEコーディネーター矢沢和宏さんによる新聞を生かした対話講座が開かれ、生徒18人はプラス思考を体現する言葉選びの大切さを学んだ。
 矢沢さんは感情表現や状況判断の根幹には言語があると説明し「頑張ろう」や「大丈夫」など前向きな言葉を多用することで活力が生まれると伝えた。米大リーグで活躍する大谷翔平選手が高校時代に目標を表に書き出し整理していた取り組みを例に挙げ、自己分析に対する言語化の有効性を説いた。
 新聞記事の内容を簡潔に示した「見出し」や第1段落の構成にも触れ「適切な言葉選びは新聞から学べることが多い」と紹介した。
 3年の岡村日向さん(14)は「疲れたと言葉にする回数を減らしてプラスの言葉を増やし、生活を良くしたい」と話した。
 
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新聞を広げて記事を読む生徒=富士宮市の井之頭中

新聞ワークシートで学ぼう 島田・第五小 作問者が解き方伝授

2023年05月25日(木)付 朝刊


 静岡新聞NIEコーディネーターの矢沢和宏さん(64)が24日、島田市立第五小で新聞ワークシート講座を開いた。記事やコラムなどを題材にした新聞ワークシートの作問を手がける矢沢さんは、児童に解き方のこつを伝授した。
 矢沢さんはワークシートの題材に設定された記事を読み始める前に「問題文を読む」「答えに関係する材料(キーワード)を探す」の2点が重要と指摘。その上で「誰にでも内容が伝わるような文章で解答しよう」と呼びかけ、児童はその場でワークシートの問題に取り組んだ。
 同校は3~6年生を対象に新聞ワークシートを活用した学習を展開している。より効果的な学習に結びつけようと講座を企画した。
 
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新聞ワークシートの解き方を指導する矢沢さん(左)=島田市立第五小(写真の一部を加工しています)

"プラス言葉"使おう 御前崎・浜岡北小で新聞講座

2023年02月01日(水)付 朝刊


 御前崎市立浜岡北小(同市下朝比奈)で31日、新聞ワークシート活用講座「言葉の力」が開かれ、6年生が前向きな言葉を日常的に使う大切さを学んだ。
 元中学校長で静岡新聞NIEコーディネーターの矢沢和宏さんが講師を務めた。矢沢さんは「言葉は自分の分身。使う言葉は自分の行動を決める」と訴え、「ありがとう」「大丈夫」といった"プラス言葉"を使うことで友達を思いやったり、自らを元気づけたりできると説いた。児童は実際の新聞記事を題材に、前向きな言葉を使って見出しを付けるワークシートにも取り組んだ。

 

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矢沢さん(右)の問い掛けに考え込む児童ら=御前崎市下朝比奈の浜岡北小(写真の一部を加工しています)

 

 増田徠多(らいた)君(12)は「マイナスな言葉を使うと倍になって自分に返ってくると聞いた。サッカーやキックボクシングの練習で諦めそうなときは『絶対できる』と自分に言い聞かせたい」と話した。
 (御前崎支局・木村祐太)

第13回「いっしょに読もう!新聞コンクール」 県内2人3校奨励賞

2022年12月13日(火)付 朝刊


 日本新聞協会は12日、家族や友人と新聞記事を読んだ感想や意見を募る第13回「いっしょに読もう!新聞コンクール」の入賞者を発表した。奨励賞に沼津市立沼津高の宮崎隼乙さん(1年)と平野小雪さん(同)の2人、学校奨励賞には同校と浜松学芸中、静岡城北高の3校が選ばれた。
 宮崎さんは裾野市が市立中5校の制服を来年度から統一するとした記事に注目し、母親や姉とメリットやデメリットを話し合った。「制服の統一が県内、全国に広がれば、転校時に家庭の費用負担が軽減され、再利用にもつながる。地域の問題や課題に関心を持ち、自分ができることを考えたい」と語った。
 平野さんはニュージーランドで子どもが生涯たばこを吸えなくするための法改正案が国会に提出された記事を取り上げた。「喫煙を始めないようにしつつ、喫煙者を圧迫せず規制できて画期的。たばこを吸わない環境づくりが重要だと思った」としている。
 沼津市立沼津高(同市)は授業で生徒同士が意見を交わす機会を多く導入し、学びを高める指導を進める。原崎貴教諭は「限りあるスペースで簡潔に書かれる新聞記事を読み、文章力や語彙(ごい)力を養うきっかけになっている」と述べた。
 静岡城北高(静岡市葵区)は地学の授業で生徒が記事を選び、感想文を書いた。気象や火山、環境問題など幅広いニュースが注目を集めた。吉川契子教諭は「生徒の視点がユニークだった。地学の学びが社会に結び付いていると実感できたのでは」と振り返る。
 浜松学芸中(浜松市中区)は気になる新聞記事を取り上げ、家族や友人から感想を聞いて自分と違う視点を探し、夏休みの課題としてまとめた。大場裕幸教諭は「多様な意見に触れ、表現力などのステップアップができれば」と話した。
 コンクールには国内外から5万6998点が寄せられ、小中高の各部門で最優秀賞、優秀賞、奨励賞を選出。団体応募は475校あり、優秀学校賞、学校奨励賞を選んだ。

英字新聞活用記事熟読 静岡大成中で公開授業

2022年10月29日(土)付 朝刊


 NIE(教育に新聞を)実践指定校の静岡大成中(静岡市葵区)で28日、新聞記事を教材にタブレット端末を使った授業が公開された。県内の小中学校の教員ら約30人が参観し、教育現場での新聞の活用法について理解を深めた。

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新聞記事に対する意見を英語でまとめた生徒=28日午後、静岡市葵区の静岡大成中

 吉永光希教諭(48)は3年生約20人に対して、世界のニュースを紹介する英字新聞を活用した英語の授業を展開した。ペアになった生徒らはタブレット端末で「エリザベス女王国葬」「ロシアがウクライナ侵攻」などの記事を熟読。英語で関係代名詞を使うことを意識しながら意見をまとめた。
 生徒は今後、学習ゲームアプリを使い、記事に関するクイズを英語で作成する。吉永教諭は「楽しみながら新聞を読み、長文を速く読み解く力を身に付けさせたい」と話した。
 新聞の天気図と観測データを使った理科の授業も公開された。