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高校生が取材、速報 盛り上げに一役-静岡大会

2013年07月26日(金)付 朝刊


 静岡市駿河区のグランシップで25日開幕した第18回NIE全国大会静岡大会。会場では、県内の高校生が活躍した。大会の様子を伝える速報紙「ふじのくに」を発行したり、受付係として全国の教員や新聞関係者らを迎えたり。大会の運営を支え、雰囲気盛り上げに一役買った。
 速報紙作りに取り組んだのは日大三島、富士東、藤枝北、静岡西、浜松南の5校の新聞部や広報委員会に所属する生徒14人。開会式や記念講演、パネル討論などを取材し、大会の進行に合わせてA3サイズの速報紙1~3号を会場で配った。
 来場者にインタビューした富士東高2年の渡邉真未さん(16)は「校外の人を取材する機会は普段、あまりない。緊張したけど、新鮮な体験ができてよかった」と話した。
 静岡雙葉高の生徒約10人は受け付け業務を担当した。訪れた人の名前を確認し、笑顔で資料を手渡した。受付フロアには、焼津高書道部の部員が書き上げた巨大な大会スローガンと世界遺産登録された富士山の絵の大型パネルが飾られ、大会に彩りを添えた。

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 大会の速報作りに取り組む高校生=25日午後、静岡市駿河区池田のグランシップ