空き教室を再利用「ふじのくに地球環境史ミュージアム」(上)
7月31日、静岡県が初めて設置する自然系博物館「ふじのくに地球環境史ミュージアム」の準備作業を取材してきました。場所は2013年に静岡市立商業高校との統合にともなって閉校した、旧静岡南高の跡地。教室をそのまま展示室や収蔵庫に使う新しい試みです。資料の運び込みが完了したタイミングで、内部の写真を撮影してきました。(橋)
ミュージアムは来年度初頭に業務開始。展示の一般公開は来年度末になりそうです。静岡市清水区で保管されていた動植物の標本や資料が、次々と運び込まれていました。
こちらが開館後のメーンエントランスとなる場所。生徒以外の来校者が出入りしていたところです。左奥は元事務室。
エントランスを逆側から。かつて校長室だったところは壁が取り払われています。窓がエントランス正面に現れたことで明るさが増しました。博物館の趣旨を説明する展示品を置くそうです。
生徒のげた箱がずらりと並んでいた場所。ここも展示スペースです。
吹き抜けの天井板が取り外され、配管がむき出しに。アーティスティックな雰囲気が高まっています。
展示ゾーンのトイレ。床を底上げし、バリアフリー化しています。
展示ゾーンの階段。落ち着いたトーンに改修されました。
1階の廊下。教室一つ一つが展示室に変ぼうしています。
展示室の内部。ドアの向こうが廊下です。
展示品に自然光が当たらないように、窓側に壁を作っています。ドアを開けると、いかにも教室らしい窓が並んでいます。
(以下、次回)
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