2021/07/19
銅板ホットケーキが美味しすぎる!静岡・羽鳥「白い屋根」
文・写真:望月やすこ
羽鳥で出合ってしまった! 昭和香る絶品ホットケーキの店
みなさんは普段どんな基準で飲食店を選んでいますか? 美味しさ以外では、洗練されたおしゃれな雰囲気、立地(アクセスや景色)、話題性、ずばり「映え」るかどうかなどがあがると思いますが、今回はある意味そのどれにも当てはまらない!? 映えのようなモテ要素はないけど、非モテの空間ならではの、ゆったりと心から落ち着くやすらぎ空間が魅力! そんなお店を見つけてしまったので、ご案内したいと思います。羽鳥インターから車で1分!
そのお店は、静岡市葵区の羽鳥ICそばにありました。これまでもバイパス羽鳥ICを降り、前を通るたびに建物は気になっていたんです。「カラオケスナック」だとばかり思い込んでいたら、確かに夜はスナックなんですが、お昼は「喫茶」の店でした。
「なあ〜んだ、昔からよくあるスナック喫茶でしょ」とあなどるなかれ、この店は、昭和時代、静岡市の七間町にあった老舗洋菓子店「扇屋」で職人をしていた人物がマスターを務める、別名「ホットケーキの店」! ホットケーキ界では、ちょっと知られた存在なのです。たぶん。
ハンバーグからみつ豆まで!昭和香る充実のメニュー
見てください、このメニュー! 食事からスイーツにいたるまでの充実ぶり。これは期待が高まります! プリンホットケーキ(940円)を頼んで待つこと15分。年代物の銅板でじっくりと焼かれたホットケーキが、マスターの「お待たせ〜♬」という、ハスキーで軽やかな言葉と共に運ばれてきました。
これぞまさに「おやつの王様」!
スイーツと呼ぶには何かが違う。ましてやパンケーキなんて気軽に呼ぶのはおこがましい、昭和の高級感をまとった「おやつの王様」の登場です。
メープルシロップをたっぷり回しかけナイフを入れると、外はカリッ!中はふわふわ〜♬っとした、しっかり甘い、正統派の味でした。
プリンはしっかりと固い昭和の定番タイプ。スプーンではなくフォークでいただきました。
昭和喫茶の定番メニュー!ナポリタンも
昭和好きは「ナポリタン」もお試しあれ。日替わりランチもありますよ。
ああ、こんなお店が近所にあったら嬉しい。バス停が家の前にあるくらい嬉しい感じ(笑)。気になっていた方も、知らなかった方にもぜひ足を運んでほしい羽鳥の銘店でした。
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■白い屋根
住所:静岡県静岡市葵区羽鳥4-4-1
TEL:054-278-9074
営業時間:9:00〜23:00
文・写真:望月やすこ
静岡県内を中心に子どもの撮影や取材撮影をするフリーカメラマン。撮影歴は25年。著書「子連れのタダビバ」シリーズ(静岡新聞社)や、朝日新聞エムスタ「望月やすこの#撮りテク」連載などの執筆から、テレビ・ラジオの出演など様々なメディアで活躍。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。
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