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ライター:芹澤和美

​残暑厳しい9月もまだまだ食べたい! 静岡茶をたっぷり使った茶氷4選

静岡の夏の定番スイーツといえば、多くの店舗で展開している「茶氷」。店頭に掲げた緑と赤の茶氷旗も、すっかりおなじみとなりました。リーフレット「茶氷帖」(観光協会や各店舗に配布)や公式サイトを参考に茶氷巡りをするのも、静岡の夏の楽しみです。

県内全域で賑わっている茶氷は、山間の古民家カフェから観光施設、駅前の小さなカフェにいたるまで、さまざまなエリア・店舗で展開中。地元はもとより、遠方からもファンが訪れる4店舗の茶氷をご紹介します。※価格はすべて税込です。

cafeうえまる(川根本町)


かわいらしいトッピングに思わずほっこりしてしまうのは、大井川鐡道・千頭駅の向いにある「cafeうえまる」の茶氷「くまだ いっさくん」(900円)。自家農園で育てた農薬不使用の川根茶を贅沢に使っています。

緑茶の香りが爽やかなスムージーとくちどけのいいジェラードは、「かき氷のキーン!とした感覚が苦手」という人にもおすすめ。優しい口当たりで、残暑の疲れをいやしてくれます。

「cafeうえまる」といえば、ジビエをトッピングした「大井川ダムカレー」が人気のお店。地元の農家さんが育てた旬の野菜や果物を使ったメニューには、川根の恵みがたっぷりと詰まっています。

<DATA>
cafeうえまる
住所:榛原郡川根本町千頭1215-12
TEL:080-1620-0358

農家カフェ そらべじ(吉田町)


自家農園のとれたて野菜を使った料理が人気の農家カフェにも、茶氷が登場しています。

一見すると、シンプルな茶氷。でも、自家製の濃厚抹茶シロップに黒蜜をかけたかき氷をサクサクとくずしながら食べていくと……なかには抹茶のソフトクリームが! その名も「雪室抹茶(かまくらまっちゃ)」(500円)は、暑い夏にかまくらを掘るようなワクワク感を味わわせてくれます。

一日限定10食限定なので、お早目に。

<DATA>
農家カフェ そらべじ
住所:榛原郡吉田町神戸2713-1
TEL:090-9908-5230

お茶のさすき園(島田市)


静岡茶ならではのバラエティーを楽しめるのも、茶氷の魅力。大井川沿いで3代続く茶園の「あいがけ茶氷」(620円)は、一度に煎茶とほうじ茶の味わいを楽しめる一品です。

片側には、カンロシロップに上煎茶粉末をたっぷりとかけた煎茶の茶氷。もう片側には、自家製のほうじ茶シロップをかけた茶氷。信州飯田の天然氷のフワフワとしたやわらかな食感に、豊かなお茶の風味が重なります。

トッピングの餡子も氷に劣らず存在感たっぷり。純和風の上品な味わいです。

<DATA>
お茶のさすき園
住所:島田市阪本938-1
TEL:0547-38-2107

喜作園(牧之原市・島田市)


茶問屋「喜作園」が手掛けるのは、苺の香りがみずみずしい「抹茶苺ミルク」(780円)。「グリンピア牧之原(土日限定)」と「ふじのくに茶の都ミュージアム」にあるショップで味わえます。

藤枝市産の抹茶を使用したシロップの上には、自社栽培の完熟苺で作った苺ソースがたっぷり。さらに、自家製苺のコンポートもトッピングされています。苺の甘酸っぱさと、抹茶のほろ苦さ、ふわふわの生クリームが、なんとも絶妙なバランス。パフェ感覚で楽しめる茶氷です。

ふじのくに茶の都ミュージアム


<DATA>
ふじのくに茶の都ミュージアム
住所:島田市金谷富士見町3053-2
TEL:0547-54-5300

グリンピア牧之原
住所:牧之原市西萩間1151 
TEL:0548-27-2988


取材協力:するが企画観光局

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