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アットエス編集部

静岡県でおすすめの紫陽花(あじさい)名所ベスト5

アットエス編集部がおすすめする静岡県のあじさい名所ベスト5


じめじめした雨の季節に清涼感を与えてくれるあじさい。時間の経過とともに変色していく姿に「七変化」とも呼ばれていますが、皆さんはどの時期が一番お好きですか? 私は、ほんのり淡い色合いのグラデーションが絶妙な色付き始めがお気に入りです。静岡弁で言うところの“みるい”感じもして(笑)。

そんな色付き始めから鮮やかに色付いたカラフルな満開時まで楽しめる、あじさいのおすすめスポットをご紹介します。梅雨の時期のお出かけにピッタリです。

1.長光寺の山あじさい(静岡市)


静岡の癒しスポット“オクシズ”玉川地区にある長光寺では、小ぶりで色鮮やかな花を咲かせるヤマアジサイが見られます。お寺が各地から集めに集めて今では約500種にもなり、日本屈指のヤマアジサイの名所となっています。見ごろは5月下旬から6月下旬頃ですが、10月ごろまで順々に花を咲かせるため、長く楽しませてくれます。回遊式庭園に仕立てられたヤマアジサイの群落を散策しながら、ゆっくり過ごしてみてはいかがですか。

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長光寺の山あじさい
見頃:5月下旬~6月下旬
電話:054-292-2152

2.大鐘家(牧之原市)


大鐘家は18世紀初期の建造物といわれ、母屋と長屋門は国の重要文化財に指定されています。あじさい越しに見える長屋門のアングルは情緒あふれる風景で、人気です。当時の様子をしのばせる約1万坪の庭園にあじさいが約35種1万本も咲きそろい、散策中「鎌倉へ行かなくてもいいじゃん!」という声も聞こえてくるほど。お屋敷の中も見学ができます。母屋の部屋から臨む小さなお庭も美しいのでぜひご覧ください。

<DATA>
大鐘家 あじさい祭
見頃:5月下旬~7月上旬
電話:0548-52-4277

3.極楽寺(森町)


極楽寺は別名「あじさい寺」とも呼ばれるほどあじさいの名所です。僧行基が開創したと伝えられる古刹で、行基が「極楽へゆく人の乗る紫の雲の色なるあじさいの花」と詠んだことにちなんで植えられています。境内の表参道から裏山の木立まで30種類以上約13000株あり、珍しい種類も見られます。あじさいまつり期間中は、本堂で僧侶による少し笑いをおりまぜた法話があるので、ぜひ参加してみてください。

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極楽寺 あじさい寺 あじさいまつり
見頃:6月上旬〜中旬
電話:0538-89-7407

4.白梅山 本勝寺(掛川市)


白梅山 本勝寺は、四季折々の花に彩られる「花の寺」として有名です。初夏には紫、青、白など70種1万株の色とりどりのあじさいが咲き誇ります。また例年6月中旬ごろには、境内に並ぶ50鉢のハス・睡蓮が開花するので併せて楽しめるのも見どころ。寺の入り口にある「緑の山門」は、樹齢300年以上のナギとマキという異なる木が重なってできたもので、静岡県の天然記念物に指定されています。

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本勝寺 あじさい祭
見頃:6月上旬~中旬
電話:0537-74-2050

5.下田公園(下田市)


日本一の株数を誇る300万輪ものあじさいが咲く下田公園。小高い山まるごとひとつがあじさいの花で埋め尽くされ、毎年多くの観光客が訪れます。期間中は、あじさいテラスカフェや露店などでにぎわいます。園内はアップダウンがありますので、歩きやすい服装、靴がおすすめです。ペリーとハリスのレリーフをはめ込んだ開国記念碑や、我が国写真術の先駆者・下岡蓮杖の記念碑が建ち、散策しながら下田情緒も満喫できます。

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伊豆下田温泉あじさい祭
見頃:6月中旬ごろ
電話:0558-22-1531

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