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静岡学園が裾野で選手権前最後のトレーニングマッチ!強豪・矢板中央(栃木)を5−0圧倒!4年ぶり頂点へ弾み

全国高校サッカー選手権に出場する静岡学園が17日、裾野市内で、大会前最後となる対外試合を行った。最近5年間で2度ベスト4入りしている矢板中央(栃木県代表)を5−0で下し、本番に向けて弾みをつけた。

2ゴールを挙げ、アピールに成功したMF庄大空(68)


静岡学園は前半25分、MF庄大空のドリブル突破で中央を崩して先制。38分にMF田嶋旦陽が右足で豪快にネットを揺らすと、前半終了間際には先制点を挙げた庄が再び巧みなドリブルから追加点を挙げた。

後半に入っても攻撃の手を緩めず、9分にMF志賀小政がフリーキックを直接決めて4点目。試合終了間際にMF泉光太郎が左サイドをワンツーで抜け出してダメ押し点を決めた。

県大会をけがで欠場していたエース神田奏真(川崎フロンターレ入団内定)は前半だけ出場。田嶋のゴールをアシストするなど、順調にコンディションを上げていることを示した。

川口監督「本来のサッカーできた」

けがから順調に回復していることを示したFW神田奏真(左)


川口修監督は試合後、「今日は久々に静岡学園の本来のサッカーができた。コンビネーションを合わせることと、守備の改善などを意識させたが、内容も悪くなかった」と納得の表情を浮かべ、「あとはコンディションをしっかり上げていきたい」と話した。

2ゴールの庄は「自分の特長を出すことと得点を意識していたので、良いアピールになったと思う」と先発争いに手応えをのぞかせ、主将のGK中村圭佑は「プレミアリーグ最終節の神戸戦で大敗(0−5)した悪いイメージを断ち切ることができた。選手権に良い形で入ることができると思う」と力強く話した。

全国高校選手権は28日に開幕する。2年ぶり14度目の出場となる静岡学園は1回戦から登場し、29日午後12時5分から浦和駒場スタジアムで、3年ぶり9度目出場の明徳義塾(高知)と対戦する。
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