ラグビー堀江翔太が本拠地最終戦 今季限り引退、通算200試合目
ラグビーのワールドカップ(W杯)4大会の日本代表で、今季限りで現役を引退する38歳のフッカー堀江翔太(埼玉)が27日、埼玉・熊谷ラグビー場で行われたNTTリーグワン1部で本拠地最終戦となる花園戦に出場した。チームによると、公式戦出場は日本選手権を含め通算200試合目。「200というのは全く考えていなかった。ここまでラグビーできんねんなと思った」と笑って感慨を口にした。
ゲーム主将として先発。「特別な思いは抱かず、いつも通りチームに貢献できるような動きがしたいと臨んだ」という。前半には防御裏にボールを蹴り込み、FWとは思えない持ち前の高い技術を披露。後半21分に退くと、約1万人の観客から大きな拍手が送られた。
試合は33―24で勝利。埼玉は既にプレーオフへの1位通過を確定させ、昨季決勝で敗れて逃した優勝を狙う。堀江は「成長をやめずにやり切りたい。最後まで走り抜けられるように(チームを)サポートできたらいい」と話した。