記者コラム「清流」 増えるわが家の雑紙

 3年間の単身赴任を終え、浜松市の家族の元に帰ってきて1カ月余。仕事後に子どもたちの笑い声に包まれながら飲むビールは格別で、消費量はぐんぐん伸びる。当然ながら空き缶も急増し、早くも嫌がられている感は否めない。
 わが家で空き缶とともに増えているのが、ビールの6本パックの包装紙。妻がまとめてくれたようで、人に見られたら恥ずかしいくらいの束になって紙袋に入っている。
 この包装紙は菓子の紙箱や紙袋などと同様、資源化できる「雑紙」に当たる。浜松市で1年間に出る家庭ごみの1割弱を占め、分別推進によるごみ減量は喫緊の課題だ。
 市は全ての区役所や協働センターなど74カ所に雑紙回収場を設けている。ごみ減量と家庭での居場所確保のため、こまめに足を運ぼうと思う。
 (浜松総局・宮崎浩一)

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