小山町民有志、花壇に植栽 五輪自転車ロードレース舞台

 小山町民有志はこのほど、同町の通称棚頭交差点付近の花壇にマリーゴールドを植えた。昨年の東京五輪・パラリンピック自転車ロードレースのコースの一角で、同じ花を植えて選手らを歓迎した場所。

花壇にマリーゴールドを植える参加者=小山町
花壇にマリーゴールドを植える参加者=小山町


 トップ選手による激戦が繰り広げられた記憶を継承するとともに、大会コースを巡るサイクリストや近くの富士スピードウェイに向かう人を華やかに出迎え、町の印象を良くしようと企画した。
 町花の会の会員と大会準備に携わった町職員が作業に当たった。肥料をまいた後、オレンジと黄色のマリーゴールド240株を丁寧に植えた。
 花壇があった場所は元々、草が生い茂っていた。町は大会に合わせて同所を「花のおもてなしエリア」と命名し、2万株のマリーゴールドを植えた。大会終了後に花壇や大会記念モニュメント、ベンチなどを設けた。
 (御殿場支局・矢嶋宏行)

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