磐南100歳「書」で祝う 文化祭、吹奏楽部と共演

 今年で創立100年の磐田南高(磐田市見付)の文化祭「はぐま祭」が4日、同校で開かれ、書道部と吹奏楽部が100年記念のパフォーマンスを披露した。同校は敷地内に新校舎を建設中で、現校舎で行われる文化祭は今回が最後。

息の合った書のパフォーマンスを見せる生徒=磐田市見付の磐田南高
息の合った書のパフォーマンスを見せる生徒=磐田市見付の磐田南高

 書道部の生徒は吹奏楽部の演奏にのせ、息の合った動きや大きな筆で力強く文字を表した。「繋(つな)ぐ」「警鐘」の2作品を完成させると、観客から拍手が起きた。
 書道部の3年生鈴木莉央部長(17)は「100年間つないできた“磐南(ばんなん)らしさ”をこれからも継承していくという思いを込めた」と話した。
 新型コロナウイルス対策のため、3年生の保護者に限定して公開した。文化部や理数科のほか、3年生各クラスの展示もあった。
 同校は1922年に開校した。これまでの卒業生は約2万8千人。2023年4月から新校舎に移る。

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