ハエトリグモ 独特な求愛行動紹介 磐田・竜洋昆虫自然観察公園

 磐田市大中瀬の竜洋昆虫自然観察公園は7月10日まで、国内のハエトリグモを展示する企画展「ハエトリグモ展」を開いている。公園など身近な場所に生息する約30種の生体や、独特な生態を紹介するパネルを設けた。

大型のハエトリグモ「オオハエトリ」を見せる荒井さん=磐田市大中瀬の竜洋昆虫自然観察公園
大型のハエトリグモ「オオハエトリ」を見せる荒井さん=磐田市大中瀬の竜洋昆虫自然観察公園

 市内で採集した脚が美しいオレンジ色の「カタオカハエトリ」、脚を広げて万歳をする求愛行動が独特な「チャスジハエトリ」、クモを捕食するハエトリグモ「ケアシハエトリ」などを紹介する。
 ハエトリグモは動き回って獲物を狩ったり、目が大きく視力が優れていたりするのが特徴という。初めて企画担当した職員の荒井克也さん(23)は「目がかわいらしくて求愛行動が面白い、ハエトリグモの魅力を知ってほしい」と話した。

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