菊川市、中学部活動 地域移行 推進計画策定へ

 菊川市の松本嘉男教育長は7日、市議会6月定例会一般質問で、中学校の休日の部活動の地域移行に向けた推進計画を本年度策定し、検討を進めると明らかにした。渥美嘉樹氏(みどり21)への答弁。
 松本教育長は市内3中学校の部活動について、一部団体競技で単独チームの編成ができないなど状況が変化していると説明。今後、生徒数の減少に伴う部活動の維持、教員の長時間勤務などが課題になると指摘した。地域移行の課題には指導者や施設の確保、大会のあり方などを挙げた。市教委を含む関係部署が学校や地域の実態を把握し、今後の部活動の方向性を検討する。
 茶業振興策を質問した須藤有紀氏(同)に対しては、長谷川寛彦市長が答え、今秋に開催予定のイベント「茶畑の中心で愛を叫ぶ」の概要を説明した。交流促進事業で、茶畑が見渡せる場所に設置された叫び台から参加者が愛を叫ぶ内容。同市出身で群馬県嬬恋村のキャベツ畑で同様のイベントを開催した山名清〓さんに助言をもらい、市民が参画しながら企画づくりを進めている。
 一般質問には渡辺修(同)、倉部光世(市民ネット)、織部光男(無所属)各氏も登壇した。
 (掛川支局・伊藤さくら)

 ※山名清〓さんの〓は隆の生の上に一

いい茶0
あなたの静岡新聞 アプリ
地域再生大賞