長田西中学区の小中一貫教育 指導連携へ合同研修会

 静岡市駿河区の長田西中は15日、長田西小、長田北小の教職員を招き、合同研修会を開いた。本年度から3校で小中一貫教育を始めたことに伴い、教科ごとに系統性を意識した授業を目指し、教員間の指導の連携を深めるのが狙い。

公開授業を参観する教職員ら=静岡市駿河区の長田西中
公開授業を参観する教職員ら=静岡市駿河区の長田西中

 研修会には3校の教職員と長田地区の自治会連合会の会長ら約100人が参加した。教員らは担当する教科の公開授業を参観。各教科で意見交換し、小中9年間の授業のつながりや児童生徒の目指す姿などを話し合った。
 全体会では同中の長沢滋文校長が「長田西中学区全体で子どものつまずきに対応していこう」と呼び掛けた。
 3校は「児童生徒のコミュニケーション能力向上」「あいさつの日常化」「分かりやすい授業づくり」の三つを軸に小中一貫教育に取り組む方針。

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